中学部の学習内容

日常生活の指導

  • 生徒の日常生活が充実し、高まるように日常生活の諸活動を適切に支援します。
  • 毎日の活動である登校、朝の支度、朝の会、給食、掃除、帰りの支度、帰りの会、下校など生活の流れにそって、繰り返しの指導を行います。

生活単元学習

  • 生活上の目標設定や課題解決のために、一連の活動を経験することによって、各教科等の内容を総合的に学習します。
  • また、体験学習を生活単元学習の中に位置付けて実施しています。学級や学年ごとに計画を立て、年2回、一日を通して活動をします。

作業学習

  • 作業活動を学習活動の中心に捉え、生徒の働く意欲を培い、将来の職業生活や社会自立に必要な事柄を総合的に学習します。したがって、作業そのものができることだけでなく、いろいろな作業をする中で自分に合った作業内容を知ることや挨拶や報告の仕方、態度など基礎的な能力を身に付けます。
  • また、校内実習を6月と10月にそれぞれ1週間行います。一日作業を行う中で、普段の作業で学習していることの他に、続けて作業することの大切さを学習します。
  • 紙工班、陶芸班、農作業班、シームレス班、基礎班の五つの作業班があります。

教科別の学習

  • 各教科等を合わせた学習と関連付けながら、効果的な指導ができるように各教科の学習の時間を設定しています。国語、数学は、日常生活に必要な事柄について、生活の中で使えるように学習します。他に、音楽、保健体育、美術の教科学習があります。

自立活動

  • 個々の生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、心身の調和的発達の基礎をつくります。
  • 時間の指導では、「かかわり」「かだい」「からだ」のグループに分かれて学習します。

総合的な学習の時間

  • 「友遊タイム」という名称で、生徒の興味・関心に基づいたグループを設定し、1年生から3年生まで縦割りで学習をしています。
  • スポーツ、ウォーキング、パソコン、トランポリン、遊戯、軽音楽、読書の7グループがあります。